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機能性医学外来の対象疾患
| 皮膚科系 | 難治性ニキビ アトピー性皮膚炎 じんましん 掌蹠膿疱症など |
|---|---|
| 内科系 | 肝疾患 過敏性腸症候群 喘息 慢性疲労 アレルギー メタボリックシンドローム 肥満 手足ムズムズ病など |
| 精神神経系 | パニック障害 不眠症 うつ 自律神経失調症 過食症など |
| 耳鼻科系 | 鼻つまり 反復性の副鼻腔炎 頭痛 片頭痛 メニエール症候群など |
| 整形外科系 | 関節リウマチ 肩コリ 線維筋痛症など |
| 婦人科系 | 更年期障害 生理痛 月経前症候群など |
機能性医学外来とは
機能性医学が得意とする疾患群は慢性疾患です。
慢性疾患はなんで起こるのでしょう?それは、「薬が効かないから」です。
薬が効いたら、慢性化しないですから、急性疾患になってしまいますね。
薬が効かないから慢性疾患なのであるから、慢性疾患を薬で解決できるはずがありません。
科学の進歩で、慢性的な栄養の摂取不足が、慢性疾患の原因であることがいくつかの疾患において解明されてきました。米国のHeaney医師は「慢性疾患」を「長期欠乏病」という提唱をしています。
長期間の栄養欠乏で生じた、カラダのひずみが、修復できなくて発症したのなら、これは薬では治しにくそうです。栄養欠乏で起きた病気は、栄養で直す方が自然です。
栄養療法は一見とても地味で、薬に比べて効きが緩慢なイメージがあります。しかし、実際は全く違い、治療目的の栄養摂取によって、栄養欠乏の病態が急激に改善されるので、機能性医学に基づいた治療はとても「切れ味」がよく、時には薬並みに体感します。
治療の流れ
@検査
・フードアレルギー検査
機能性医学外来の対象となる疾患は、食物アレルギーが原因となっていることが多いです。
フードアレルギー検査をすると、多くの場合、何らかのアレルギー反応を示します。
食物アレルギーと聞くと、「卵や小麦を食べて、呼吸困難などを訴え、病院に運ばれる」という場面をイメージされる方がほとんどです。
しかし、機能性医学外来が対象とする食物アレルギーは、これとは異なります。
専門用語で「IgG(免疫グロブリンG)による遅発性のアレルギー反応」と言います。
IgGによる遅発性のアレルギー反応の特徴は発症に数時間から数日間かかるため、自覚されている事はまずないですが、難治性のアレルギーや自己免疫疾患の根本原因をなしている事がおおく、栄養療法をする際の、摂取可能なタンパク質を同定するための「のれんをくぐる」ような検査で、これをくぐらずに前に進む事はできません。
・血液検査
健康診断などで、血液検査をお受けになる方は多いと思います。
身体に不調があっても、検査結果は異常なしと診断された経験はございませんか。
機能性医学外来では、その検査結果のなかから、隠れた異常を診断します。
栄養素の欠乏状態や、生体恒常性の乱れを診断します。機能性医学の専門医でなければ診断できません。症状にあった採血をおこない、治療プランを立てます。そのデータは治療効果の判定にも有用です。
A治療
栄養療法(サプリメント療法)
機能性医学に基づいた栄養療法です。
機能性医学の対象疾患は、栄養欠乏やストレスなどの原因により、ホメオスタシス(生体恒常性)が乱れることが原因で起こります。
当院はサプリメントを用い治療します。
newBASIC(マルチビタミン、ミネラル)
ビタミンA、B、C、D、E、Hと亜鉛とレスベラトロールを至適量含みますが、飲用すると、早い場合翌日から「良く眠れた」「霧が晴れたようだ」「睡眠薬なしでねられた」「ニキビが引いていった」などの体感があらわれます。
理由は、
神経伝達物質(例えば、寝起きを調節するセロトニン)は生成の過程で、A2ベーシックに含有するビタミンとミネラルを必要とし、それらが充足すると、神経機能が正常化するのです。
ニキビは、ビタミン欠乏(VB群)で肝臓の解毒が遅延すれば老廃物が皮脂から排泄されようとして皮脂腺にたまることでおこります。また、ビタミン欠乏下(VA、VB群、亜鉛)では、正常な皮膚の分化やターンオーバーがおこらなくなり、皮脂腺がつまってニキビになります。VB欠乏は皮脂腺での皮脂分解も遅延します。
HGHミトコンドリアハイ
先ず、疲れなくなります。お酒が強くなります。目覚めが爽快になります。血圧の高い人は下がりやすくなります。
理由は、
VBやCoQ10やカルニチンは細胞の中で、原子炉の様にエネルギーを作っているミトコンドリアの機能を最適化することで、細胞が元気になります。さらに、
アミノ酸やクルクミンよって、肝臓の解毒力が増します。また、若さのホルモン「成長ホルモン」分泌も上げるので、前向きなムードと代謝アップを得ることが可能です。また、NOという血管を拡張させる因子の原料となるアミノ酸が含まれているので、ED改善や高血圧の軽減も可能です。
mdfood
お休み前に摂取すると、翌朝は快便でしかも、疲労回復が体感できます。
理由は、
mdfoodは、腸内細菌のバランスを改善しながら、腸内環境を整えることを目的にデザインされています。米国では「メディカルフード」として治療にもちいられています。
また、消化の負担が少なく低アレルギー性の大豆ペプタイドを豊富に含むため、アミノ酸を必要とする臓器へ効率よく供給することが可能です。そのため、肝臓の解毒が最適化され、美容や疲労に関してたいへん有効であるばかりでなく、神経伝達物質の原料供給にもなるので、睡眠の改善や、うつの原因となる精神疲労の改善にも有効です。
CaMgVC
飲んだ翌日は、筋肉の疲れがとれてリラックスした状態になります。また、頭もスッキリします。足がつりやすい、まぶたのピクピク、偏頭痛も比較的すぐ(多くは2、3日)で改善します。
理由は、
カルシウムは細胞の興奮を担っており、不足すると、細胞興奮過剰な状態になります。最悪な場合、細胞死をおこします。運動、ストレス、長時間の仕事、飲酒、過食、夜更しは、カルシウム、マグネシウムの消費を増します。それらは、適量を経口摂取することによって、速やかに改善します。
ヘム鉄
やや、体感はゆっくりですが、頭痛、冷え、肩こりは、おおむね2週間で変化を体感することが多いです。
理由は、貯蔵鉄充足による、赤血球の改善による局所低酸素の改善、脳の神経伝達物質のドーパミン生成の最適化です。(ドーパミン減少はうつと関連があります。)
慢性疾患の場合は、上記の栄養欠乏症状改善のように簡単にいかない場合もありますが、多角的に病態の把握を行い、原因治療すれば、効果は比較的早く現れるのです。